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うれしい気持にはなれない三月です

沈丁花 三月を迎え庭の沈丁花が、ユ-ミンの「春よ来い」の歌のように咲き始めました。

 雨のやんだ朝の沈丁花が私は大好きなのですが、今年の春はうれしい気持にはとてもなれません。

●失業者が増え続けています

 本田技研やゼロックス、シャ-プ等の大企業で人員削減が始まりました。知人の日系外国人がたくさん仕事を失いました。ほとんどが非正規労働者です。途方に暮れた人が「とにかく日本語のレベルを上げなければ仕事がない」と、日本語教室に来ています。

 ボランティアで開いている私たちの教室も、毎週毎週新しい人が増えていて対応しきれない状態です。10年以上働いてきた人でも、ただ労働力としてのみ必要とされていただけだったことが見えてきました。日本語の読み書きも、ましてや現場で働くための能力(日本人の正規労働者には求められる資格や現場で働くためのいろいろな能力)も要求されたことがない年月だったのです。


●日本人も外国人も一緒

 鈴鹿のハローワークの所長さんに、現状を聞きにうかがった時のことです。

0903b.jpg 「日本人も外国人も同じなんです。長く非正規だった方々は手に何も持ってないんです。求人があったとしても、今つける仕事がないんです」との言葉に、私は改めてショックを受けました。労働者派遣法の改正(悪)は、大企業が大儲けするために、ただ部品としての労働者を膨大に生み出すためのものだったと言うことです。


●この苦難を解決する力は私たちの中にあると思います

 70年代から貿易赤字、経常赤字に転落したアメリカは、対日要求を強めました。わが国はその要求を丸飲みにし続け、更に90年代後半からは大企業が世界で競争し儲け続けるためのしくみづくりも始まりました。これが小さな政府づくりです。国民への増税がくり返され、社会保障費が大幅にカットされ続け、三位一体改革で地方も苦しい財政運営を強いられたのです。

 これだけでも私たちの暮らしは危機的になり、格差も生まれました。そこに今回のアメリカ発の金融経済危機が襲っているわけです。おそらくこの危機は深まり、長く続くと予想されます。

 私たちは苦難を受けている市民、各界各層の方々と手をつなぎ、この国のかたちを変えることも含め、一緒に考える必要があると最近特に考えています。

三重多文化共生を考える議員の会

※写真は上から、沈丁花、国分の天神さんの梅林、三重多文化共生を考える議員の会(2/8)